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国際会議での墓穴

  • 2018年09月14日

 平和条約は、戦争が終結した時に締結する条約であり、戦争は領地の奪い合いです。

 当然、平和条約を締結する時にはお互いの領土を確定し、そのことを確認することが国際的な平和条約締結の意義であることは論を待ちません。

 にも関わらず、ロシアのプーチン大統領は、北方領土の帰属を棚上げにして平和条約を結ぼうと提案しました。

 それも、ロシアのプーチン大統領が主催し、その議長役を務める「東方経済フォーラム」の、そして、多くの聴衆が参加し、中国の周 近平主席や韓国の李 洛淵(イ・ナギョン)首相、が出席している中でのことです。

 全くのオープンの場で、「全ての条件無しに年内に平和条約を締結しよう。これはジョークではない」と。会場は予期せぬ発言に拍手で答えました。

 自らの演説に拍手が無かったことに対し、聴衆に「ここは拍手をする所です」と催促した安倍晋三とは違い、自然発生的に会場中が拍手に包まれました。

 それに対し、安倍晋三は、にやにや笑っているだけ。

 「いやウラジミール、それは違う。北方領土の帰属について、両国の納得した結論が導き出された後に、両国民から歓迎された形で平和条約を結ぼう」となぜ答えなかったのでしょうか。

 曖昧な笑顔は、多くの外国人から「日本人は何を考えているのか分からない」と揶揄されています。

 まさしく、この場面の安倍晋三は、プーチンの突然のアドリブに戸惑ってしまい、返答に詰まってしまったことを国際的な場面で露呈してしまいました。

 出席していた各国首脳は、プーチン大統領のアドリブに対し、当意即妙に対応できなかった安倍晋三の「底の薄さ」に呆れかえってしまったことでしょう。

 毅然と対応できない場合は、プーチン大統領に対して「その問題は時間を取ってじっくり話し合いましょう」と切り返せばよかったのですが、プーチン大統領のこの場面の前に安倍晋三自身が演説で、北方領土問題や共同経済活動などについて「今やらないで何時やるのか、我々がやらないで誰がやるのか」とプーチン大統領に投げかけたことから、それを受ける形でのプーチン発言でした。

 ディベートが苦手で、党首選挙も石破氏との討論会を避けるために出席した「東邦経済フォーラム」でしたが、すっかり墓穴を掘ってしまったようです。


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